洗濯機には縦型とドラム式という二つの種類があります。それぞれの特徴を説明しましょう。

 

 

・縦型洗濯機

 

縦型洗濯機は衣類をこすり合わせて洗う方法をとっています。縦型洗濯機の原型は洗濯機が普及する以前の洗濯方法である洗濯板です。洗濯板を使って衣類を洗うときは洗濯板と衣類とをこすり合わせることによって汚れを落としています。この仕組みを電動で行っているのが縦型洗濯機ということになります。

 

縦型洗濯機も最近は少ない水量で洗えるタイプのものが発売されるようになってきていますが、基本的に水をたっぷり使って洗剤を泡立て、生地をこすり合わせます。

 

こうした洗い方をするメリットのひとつが泥や固形物がついてしまった汚れを落としやすいという点です。でも縦型洗濯機にはデメリットもあります。それはこすり洗いという方法で汚れを落としているので生地が傷みがちだということです。

 

 

・ドラム式洗濯機

 

ドラム式洗濯機はどのように布地の汚れを落としているかというと、ドラムの回転、反転という動きで中の洗濯ものを上から下にたたきつけるという方法です。この方法だとたくさんの水は必要ありません。水が少量なのでも洗剤も少しで済みます。ランニングコストという点でも優れた洗濯機だと言うことができます。

 

ドラムが回転すると衣類は上から水のあるところにたたきつけられ、その勢いで泡立った洗剤が衣類にしっかり浸透するという仕組みです。衣類は上から下に落とされるという動きをしているので衣類が絡まったり生地をこすり合わせたりしません。だから生地への負担が少ないというメリットがあります。

 

 

これまで日本では縦型が主流でした。日本の水は軟水なので撹拌すれば洗剤がしっかり溶けるからです。ドラム式が使われる欧米は硬水でドラム式のような仕組みでないと洗剤と水をなじませて生地に浸透させるということが難しいのです。

 

縦型洗濯機とドラム式洗濯機、そしてそれぞれのタイプでも製品によって稼働中の音や汚れ落ちの度合い、サイズなど特徴があります。それぞれの特徴をチェックして家庭で一番使い勝手のよい一台を選んでください。





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