ドライクリーニング溶剤とはドライクリーニングの際に汚れを落とすために使われるものです。家庭での洗濯は水と洗剤で汚れを落とすのに対して、ドライクリーニングではドライクリーニング溶剤が使われているのです。

 

このドライクリーニング溶剤ですが、いくつか種類があります。代表的なドライクリーニング溶剤を紹介しましょう。

 

 

・パークロエチレン

 

まず、パークロエチレンという溶剤です。これはテトラクロロエチレンとも言われます。引火性はありません。油脂溶解力が大きいのが特徴です。比重が大きい物質で揮発しやすい性質があるのでドライクリーニングに使うと短時間で汚れを落とすことと乾燥ができます。でもこのドライクリーニング溶剤は有害物質なので排出が規制されています。

 

 

・フッ素系溶剤

 

ドライクリーニング溶剤ひとつにフッ素系溶剤があります。引火性はありません。油脂溶解力はそれほど強くありませんが、浸透力や比重が大きいという特徴があります。そのため短い洗浄時間ですみます。また沸点が低いので低い温度で短時間で乾燥させることができます。でもボタンや樹脂など素材によっては傷めてしまう可能性があります。

 

 

・石油系溶剤

 

日本でドライクリーニング溶剤として一番普及しているのが石油系溶剤です。

 

衣類のタグに取り扱い絵表示がついていますが、ドライマークにセキユと記載されたマークはこの石油系溶剤でのドライクリーニングを指定しているのです。石油系溶剤は油脂溶解が小さく、比重が軽いという性質を持っています。そのためデリケートな衣類のドライクリーニングに向いています。

 

 

このようにドライクリーニング溶剤にはいくつか種類がありますが、クリーニングからもどってきた衣類は包装用のビニールから取り出して保管するようにしましょう。もしドライクリーニング溶剤のにおいがひどければクリーニング店に相談してください。





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